今回ba2 Leather Trainer (LT)と比較するのは、1989年に量産化が困難なため、M1400に代わり発売されたNew Balance M1500です。クッション性の高いENCAPと安定性に優れたPU素材を組み合わせた一体成型ミッドソールにより、耐久性とクッション性を両立した人気モデルです。ba2のLeather Trainer とはコンセプトは全く違いますが、価格帯は近いこともあり、比較検討される方も多いモデルです。
SUMMARY
ba2 LEATHER TRAINER |
New Balance M1500 |
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Price (価格 | ¥31,900 | ¥35,200 |
Production Country (製造国) | Portugal | England |
Upper Material (アッパー素材) | イタリアンレザー |
ファブリック /スエード |
Sole Material (ソール素材) | 軽量ラバー |
ラバー+ NCAP (ポリウレタン+EVA) |
Sole Length (ソール長さ) | 30.2cm | 28.9cm |
Sole Height (ソールの厚さ) | 4.0cm | 2.9cm |
Sole Width (ソール幅) | 10.2cm | 10.5cm |
Outsole Hardness (ソールの固さ) | 54.0 | 70.0 |
Insole Hardness (インソールの固さ) | 44.5 | 34.5 |
UPPER / アッパー
ba2 LT:
屈伸が多く、しわになりやすいつま先とサイドにはシュリンクレザーを。シューエンドにはカーフレザーを用いることで、高級感と耐久性を実現し、2つの種類が異なるレザーが多様な表情を与えます。
NB M1500:
アッパーのメイン素材には、ビックスキンスエードを使用。メッシュ素材が通気性と軽量化に貢献。シリーズの特徴の小型Nロゴの品格がイングランド製の風格を醸し出す。
SOLE / ソール
ba2のプレミアムラバーソールは、ラバーだけで成型されているため、スポンジのような柔らかさというよりも、芯のある固さを感じながら衝撃を吸収する印象です。
M1500の履き心地はシリーズ最高の評判にあるように、一度しっかりと振動を吸収したのちに、固いアウトソール(硬度計数値70)で反発をさせます。
ba2のLTの特徴の4cm高のラバーソールにより、履いた時に目線の高さが上がります。M1500もNCAPの重層構造の関係で2.9cmのソールの厚さがありますが、目線の高さはba2のほうが2-3cm違う印象です。
SOLE WIDTH / ソール幅
シューズの幅は、M1500(10.5cm)とLT (10.2cm)とほぼ変わりませんが、ba2はブランドのシンボルとなる縦のストライプにより、よりスリムな印象です。
ba2のラバーソール裏面:
M1500 ソール裏面: