【お詫び】欠品のお詫びとその理由についてご説明させていただきます。
いつもご愛顧いただきありがとうございます。
ba2 の代表の内藤です。
2021年にスタートしたba2ですが、おかげさまで一部に熱狂的に支持していただける状況となり、大変嬉しく思っています。
そんな中、ファーストモデルのレザートレーナーのホワイト/ネイビーについては2021年末から一部サイズで欠品が続いて、導入時期をご案内しては延期を繰り返すことになって大変申し訳なく思っています。
おかげさまで、ウェイティングリストに100人近くご登録いただいている状況になりましたが、再度5月を予定していた納入が数ヶ月遅れることが決まり、申し訳ありません。
ブランドとして納期のマネジメントができていない状況は大変情けないですが、状況をご説明をさせていただければと思います。
2021年末に、パートナー工場「A社」の閉鎖が決定。
ポルトガルでの靴作りを取り巻くエコシステムはとても整備されており、ソールを専門に製造する会社や、大量生産から少量生産を担う工場がいくつもあります。その中で、私たちは長い歴史をもつ中心的工場「A社」とパートナーシップを組み、レザートレーナーを製品化することができました。
ですがその後、コロナによる影響で、A社の主要な取引先のハイブランドからの発注が減少していることに加え、事業継承の問題も重なり、「A社」は閉鎖することとなりました。
この時ほど、自分達の無力さを感じたことはありません。もっとba2 を成長させて注文量を多くしていれば、廃業することはなかったのか、工場を買収して継続することができないのかなど、様々なことを思い巡らせました。
有望なポルトガルの工場数社にサンプル製作を行うも、品質や履き心地で再現ができない。
そこからは、様々な別のポルトガル工場にコンタクトし、サンプル依頼を行いました。別のタイプのスニーカーを依頼していた「B社」で、図面などを提供し、レザートレーナーの製造を依頼しました。
私のほうもお客様からの再入荷のご案内希望を多くいただくため、通常サンプル制作から量販までのリードタイムで数回に渡り、納入予定時期をご案内しましたが、品質や履き心地が再現できないのに加え、リードタイムが折り合わず、「B社」との計画をストップさせました。
「A社」と親戚関係にある「C社」とサンプル作りが完了し、無事品質を満たした量産品の生産に向けて準備中です。
様々な工場をあたりましたが、「A社」と過去に協業していた「C社」を探し出し、A社からの技術ノウハウを移植してもらうことができました。2022年5月現在では、サンプル製造まで漕ぎ着けました。ここから、最終的に製造まで進めば、数ヶ月以内にはお届けできると思います。
スニーカーベンチャーとしての弊社の未熟な状況をお見せしてしまい、誠に恥ずかしいですが、お客様にダイレクトに最大の価値をお届けする取り組みは評価をいただいていると認識できました。
一日も早くお届けできるようにまい進したいと思います。
新たにご興味をもっていただけた方は、ウェイトリストへのご登録をお願いできますと幸いです。
現在販売中のレザートレーナーの「ホワイト/オフホワイト」、「ブラック/ダークグレー」はA社で製造した在庫がわずかですがまだございますので、お早めにお求め頂けますと幸いです。
ba2 代表 内藤